レザークラフト:母の日のカーネーションを革のコサージュで
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本日は母の日ですね。
母の日と言えば、カーネーション。私も初めてこの日にカーネーションを買った子どもの頃のことを覚えています。お小遣いで買ったのは切り花一本だけでしたが……夜に渡すまでどこかに隠しておこうと考えて、しかしカーネーションの複雑な花びらは随分繊細そうに見えて、ぎゅっと握ったら壊してしまうし部屋に持って行ったら汚れてしまうように思った幼い私は、なぜか花なのだから水場なら大丈夫だとひらめいて風呂場に隠したのでした。なんでだ。
花は繊細なもの。
そして枯れてしまうものです。
それが嫌ならどうするのかというと、この頃は、飾ったあとの花をドライフラワーにしたり、あるいはそもそもプリザーブドフラワーを買ったり、色々ありますね。
それもいいけれど、革の花というのも、どうでしょう?
このレザーコサージュは、直径約5cmほど。
小さな形の中に、6枚の革の花びらを使って、カーネーションの複雑なうねりとひだを再現しようと試みてみました。
どうでしょう? カーネーションに見えるでしょうか?
今回は、ストールのプレゼントと一緒に渡そうということで、ピンをつけてみました。ストールを留めるのに使ってもよし、ちょっとしたブローチのようにしてもよしです。
ピンを入れると、全体は5cm×10cmほど。裏は縫い目隠しのボタン付きです。
それにしても、コサージュ、結構楽しかった!
革を濡らして成形しているのですが、なかなかうまく形がカーネーションに似なくて、濡らしては固め、縫っては濡らし……。レザークラフトを始めて以来、こんな作り方をしたのは初めてでした……。
次はもっとうまくできると思うので、今年は自分用だけでしたが、来年はペンギン堂で製品化したいなぁ。需要あるでしょうか。
ピン以外にも、髪飾りにしたり、小さな皿状のものにつけてネックレスにしたり、等、色々できると思います。
白カーネーションとか、花びらの形を変えてたんぽぽとかも作れるかも。お花の好きな方のお誕生日などにも、どうでしょう。
それでは、ペンギン堂から母の日記事でした。
良い一日をお過ごしください!