「森の図書室」に行ってきた
渋谷に、“夜の図書館”がオープンするそうです。
ブックカフェと呼ばれるものは、最近いろいろ増えていますが、このお店は夜専門の営業(今のところ)。「ブックバー」と呼んでもいいのかも。
オープンは7月1日なのですが、限定先行オープンがあったので、人に連れられて行ってまいりました。
行ってみた
渋谷・道玄坂を登って、諸々お店が途切れたあたり。雑居ビルの4階に、「森の図書室」はあります。
「森」って字を、「本本本」って書く。かわいい。
入り口↓がさらにかわいい。表札の隣に本棚……じゃないんだな。よく見ると、棚に引き手が付いています。
店内から見た図が右の写真。そう、こちら、本棚がまんま引き戸になっているんです!
ちょっとびっくりするし本落としそうで怖いけど……! でもこれはなんか嬉しいですね。わくわくしますね。
店内風景。
ほぼ同じ位置から、奥側と窓側を撮っています。
壁には、本棚と、カウンター席。そこから飛び出たミニテーブル席が4つくらいあります。
奥側は、平置き?の本コーナーと、小さなキッチンがあります。
窓側は、ソファー席。ソファーっていうかカウチくらいの奥行きがあり、靴を脱げば足を伸ばして座れる。でもこっちは席数があんまりないから、争奪戦かなぁ。
本は、今のところ小説本が多いのかな? あと、ビジネス本も少しあったかも。少~し前のものが多かったように思います。
メニューは基本お酒で、ソフトドリンクさえあまりない。フード系はほとんどない。まあ、ポテトいただいたら美味しかったですが。
基本的に……
仕事帰り、一人でふらっと立ち寄り、お酒を一杯頼んでちびちび飲みながら、ノーパソ開いてカタカタ軽い作業をやる。
もしくは、カウチでごろごろしながら、普段読まないような本を読む。
……というのが、このお店の使い方なのかなぁ、と思います。
営業時間は18時から25時。お仕事帰りにちょうどよい時間。本棚の写真にコンセントが写り込んでいるのがお分かりいただけるかと思うのですが、コンセントが自由に使える&店内でWifiも飛んでいてこれが結構早い。
店内なかなかおしゃれな雰囲気ですので、ノマドんな人々が作業をするのには良い環境ではないかと思います。
席料500円。
ただし会員になれば0円。ただし会員権が1万円。
というのがこのお店のシステムなのですが、正直、長居してると空腹に耐えられなくなると思うし、一杯で引き上げるなら席料500円はぶっちゃけ高い。
会員になって、平日仕事帰りにぶらっと寄る。というのが一番いいと思います。
「本と人がつながる場所」
……というのをお店のモットーに掲げておられるようなのですが、本については正直、品揃えはまだまだこれからなのかなーという印象がありました。
でも、
お酒を頼んだら出てきたコースターに、読書感想文が書かれていて、これはちょっと良いなぁと思いました。
何種類もあるようで、そしてもちろんここに書かれた本は、店内のどこかにあるのです。
こういう試み、本との出会いの斡旋などをどんどんやってくれるのなら、単なる「場」ではなく、「図書室」としてもすごく面白い空間になると思います。期待したいところ……というかこういのはどうやら、お客参加型でやっていくようなので、なにかの機会には私も参与できればいいなぁ。
というわけで、渋谷の「森の図書館」、7月1日にオープンです! ぜひ行ってみてください~。