レザークラフト関係は、歩鳥堂に移行しました。

個別の記事は残してありますが、今後レザクラ・革もの関係の更新はこちらのサイトで行います。

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よろしくお願いします。

6月の読書まとめ

2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:21冊

文体練習 (レーモン・クノー・コレクション 7)文体練習 (レーモン・クノー・コレクション 7)感想
なんてまあ手間のかかる翻訳だろう。他の感想でもある通り、日本語にした時点でこれもまたひとつの、「ぞんぶんにやってみ」たもののうち。99の文体のところどころに添えられた可愛らしい図解やフォント遊び、そして本書の半分を占める論文と解説が贅沢。「気づかれないほどの、ほんの冗談のようなノイズの重なり合いが、テクストをおとなしく冷え固まらせてしまうことを強力に阻止している」というような、文学のゲームとしても面白いし、このようなそれぞれの“過度な文体”を「一気に読」むことで、まさに「練習」にもなったような気がする。
読了日:6月2日 著者:レーモン・クノー

〈遊ぶ〉シュルレアリスム (コロナ・ブックス)〈遊ぶ〉シュルレアリスム (コロナ・ブックス)感想
また来るのか、シュルレアリスム
読了日:6月3日 著者:巖谷 國士

アートマインド no.168(2012年夏季号 グラナダアートマインド no.168(2012年夏季号 グラナダ感想
前半分だけ。星形?の木板に描いた「偶像」とか。ライオン噴水とか。
読了日:6月3日 著者:

アッシャー家の崩壊アッシャー家の崩壊感想
古典なのでネタバレするけど、「早すぎた埋葬」のあとに読んで正解だったかも。起き上がりや、ヒビ割れて崩壊する石組み、こういうのがポーの世界なんだなあ。前半は正直読むのダルかったけど、嵐の中での音読からは怒涛の恐ろしさと美しさ。
読了日:6月4日 著者:エドガー・アラン ポー

1DAY SWEETSパンケーキ―34 Style (アサヒオリジナル 423 1day sweets)1DAY SWEETSパンケーキ―34 Style (アサヒオリジナル 423 1day sweets)感想
最近パンケーキ本多いよねほくほく
読了日:6月5日 著者:松田 未来

しゃぼんだま建築―透明ふしぎ細工しゃぼんだま建築―透明ふしぎ細工感想
「型紙」ページを開くと幾何学的に引かれた線が数ページに渡り埋め尽くしているのがすごい
読了日:6月6日 著者:宮崎 興二

光の小宇宙――世界のガラス光の小宇宙――世界のガラス感想
古代ものはあんまり載ってなかった。イスラムので9〜12世紀くらいの切子動物文のもの、13〜14世紀のエナメル金彩、それと正倉院宝物の瑠璃魚形がかわいい。現代の作家もので気になったのは、フランティシェック・ヴィズネルの宇宙みたいな鉢、リチャード・メイトナーの「心底の侵犯」、イワタルリの「No.909141」。
読了日:6月6日 著者:友部 直

世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)世界は密室でできている。 (講談社ノベルス)感想
途中までどーなることかと思ったがラストでなんか納得させられてしまった……とは言え短篇五芒星から遡ってくると、無茶苦茶なパワーはまだ薄いかもって感じ。あととりあえずミステリではない。人間はなんかよく分かんないことで救われたりするっていう話。
読了日:6月7日 著者:舞城 王太郎

an・an (アン・アン) 2013年 6/12号 [雑誌]an・an (アン・アン) 2013年 6/12号 [雑誌]感想
まさかの松戸
読了日:6月9日 著者:

一個人 (いっこじん) 2012年 01月号 [雑誌]一個人 (いっこじん) 2012年 01月号 [雑誌]感想
写真が美しい。巡礼の場面場面での人々を写しているのが良い。
読了日:6月11日 著者:

Pen (ペン) 2012年 7/1号 [雑誌]Pen (ペン) 2012年 7/1号 [雑誌]感想
シーサー! 水牛車! 焼き物!
読了日:6月12日 著者:

京都半日 とっておきの散歩道―四季折々の物語を訪ねて (地球の歩き方GEM STONE)京都半日 とっておきの散歩道―四季折々の物語を訪ねて (地球の歩き方GEM STONE)
読了日:6月13日 著者:若村 亮,らくたび

MAISHA No.9 ([テキスト])MAISHA No.9 ([テキスト])感想
雨の中家なき子と化したので、マックに籠城するお供として購入。そんなシチュエーションで読むのが申し訳なくなる。夏がー来るんだーなぁー。
読了日:6月13日 著者:

宵山万華鏡 (集英社文庫)宵山万華鏡 (集英社文庫)感想
京都に行くので。あと『時間ループ物語論』を読んだので。祭礼のおそろしさと青春と悲しみと夜と金魚と赤色の話。視覚的イメージがどんどか供されるんだけど2割くらいしか受け取れなかったのでちょっと残念。これは個人的な問題かもしれないけど。あと、そういえば初森見。
読了日:6月19日 著者:森見 登美彦

旅鞄いっぱいの京都・奈良 〜文房具と雑貨の旅日記〜旅鞄いっぱいの京都・奈良 〜文房具と雑貨の旅日記〜感想
京都と奈良に行くので。普通に旅行気分で行ったのでは入らないようなお店を紹介してくれるので面白かった。実際行ってみたらちょっと敷居が高いな……ってこともあったけどw、概ねはほんとに地元のお店。和紙!筆!お香!って感じでもなく、レトロ喫茶に偏るわけでもなく、独特のラインナップ。
読了日:6月22日 著者:堤 信子

ルドン (新潮美術文庫 36)ルドン (新潮美術文庫 36)感想
ルドン展の行き帰りでパラッと。ルドンの怪物たちは確かに素敵だけど、油彩やパステル画も素晴らしいわけで。あまりこれまで見たことのない作品もちらほらあり、「花」と「目」の話とかも面白かった。
読了日:6月22日 著者:粟津 則雄

るるぶ奈良’12〜’13 (国内シリーズ)るるぶ奈良’12〜’13 (国内シリーズ)感想
奈良に行くので。
読了日:6月24日 著者:
まぜて・焼くだけ・パン―イースト発酵もねかせる時間も、必要ありません (Saita mook)

まぜて・焼くだけ・パン―イースト発酵もねかせる時間も、必要ありません (Saita mook)感想
発酵マジめんどい
読了日:6月26日 著者:村上 祥子

シャーロック・ホームズたちの冒険シャーロック・ホームズたちの冒険感想
歴史ネタ・名作ネタ。に、ワンアイディアを投入した系。ヒトラーがシャーロキアンだったら、とか、ルパンが○○だったら、とか。ホームズやルパンのパスティーシュとして結構頑張ってる感はあったけど、逆にまともすぎてあんまり田中啓文っぽくはなかった。オチは立派にいつもの田中先生なんだけども。ヒトラーの話はわりと好みであった、思い返せば初期の作品の雰囲気がなくもない。
読了日:6月28日 著者:田中 啓文

パリのカフェでパリのカフェで感想
最近あまりに素敵なプレイスの写真を見ると不安定になる病気にかかっていたんだけどこれは平気だった。ノスタルジックだからですかね。白黒写真集。
読了日:6月29日 著者:安井 道雄

タビリエ 奈良・大和路 (タビリエ (26))タビリエ 奈良・大和路 (タビリエ (26))
読了日:6月29日 著者: