パンケーキ食べ歩き2014_05:ピノキオ(板橋)
やっぱり、分厚い系パンケーキが至高だと思うわけですよ。
分厚さが有名なパンケーキはいくつかあるものの、都内だったらやっぱりここが知られているのではないでしょうか。
初めて訪れる町ですが、パンケーキのためならえんやこら。
住宅街の中にぽんとある、なにやらとっても70年代な風情のお店です。
パンケーキメニューは、「ホットケーキ 450円」のみ。
このシンプルさが素敵……!
紅茶(350円)を頼んで、じっくり焼き上がるのを待ちます。
ミルクピッチャーが小さいのがかわいい。
そして待つこと20分ばかし、パンケーキの登場です。
第一印象は「美しい」!
とにかく綺麗な焼き上がりです。ちょっと黄色みが強いけれど、完璧な側面。そして表面にくっきり浮かぶ、つややかな茶色い丸! この焼き目がまた実にさっくさくなのです。
この美しい側面は、セルクルとか使っている形跡がない(※セルクル型などに入れて焼くと、抜くときにどうしても側面が崩れる。星乃珈琲とかはたぶんセルクルを使っていると思う)よなー……と思っていたら、こんな記事を見つけました。
焼きあがってからさらに銅板の上で転がして、側面を焼く!!
なるほどなぁ~……こだわりですね……!
生地はずっしりと重たいです。なんかほとんど、こういう焼き菓子みたい。かなり甘味が強くて、途中でバターがちょっと恋しくなるかも。
最初からシロップがかかっていますが、これも途中で追加したくなります。テーブルの上にシロップ瓶も置いてくれるので、どばどばかけましょう。
私は11時半頃に入店しまして、見ていると、客層が見事に二分されていました。パンケーキ目当ての女性客と、定食を食べに来るサラリーマンやおっちゃん達。
パンケーキは焼くのに20~25分かかる、が、お昼どきに入ってしまうと1時間くら出せないこともありうる、とお店の人に言われましたので、時間帯を考えて行くのがよいでしょう。
というわけで、東京最厚(かな?)の喫茶店パンケーキ、ごちそうさまでした!